第3回 東京タワー(東京都港区芝公園)
(東京都港区芝公園にて撮影)
東京のランドマークとして長い間君臨してきた東京タワー。近代的な構造美のスカイツリーにその主役を譲ったとはいえ、やはり、存在感は圧巻ですね。芝公園から見上げる東京タワーは、そのフォルムの美しさにしばし見とれてしまう魅力があります。いわば、「昭和の象徴」、でしょうか…。高さ333m、先端部は霞んで見えます。建設に従事された方々に敬服いたします。
東京タワー建設当時、昭和30年代といえば労働災害の増加が著しく、毎年70万人もの方が死傷していた時代です。増え続ける労働災害に歯止めをかけるために「第1次労働災害防止計画」が策定されたのもこの時期です。平成27年現在は、労働災害防止計画も第12次まで進化し、労働災害も大幅に減少してきています。まさに、皆さまの努力の賜ですね。とは言え、まだまだ、労働災害はゼロにはなっていません。また、労災件数に占める業種ごとの割合では、製造業や建設業が減少している代わりにサービス業の労災が増加してきています。くれぐれも、労働災害のない職場づくりに励みたいものです。
参考:TokyoTower オフィシャルホームページ
https://www.tokyotower.co.jp/index.html
厚生労働省安全・衛生https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/roudoukijun/anzen/index.html