第1回 めがね之碑(東京都台東区 上野公園)


めがね之碑(東京都台東区上野公園にて撮影)

上野公園は、不忍池の周囲をゆっくりと散歩するのが好きです。仲の良いカモの親子、風に揺れる柳の枝。都会のオアシスですね。

池の中央にある弁天島には、ちょっと変わった石碑が建立されています。包丁塚や鳥塚、ふぐ供養碑などなど。中でも、デザインで眼を惹くのが「めがね之碑」です。碑文を読むと、徳川家康の愛用した眼鏡をモチーフにしているとのこと。東京の眼鏡業界の組合により昭和43年(1968)に建立されたそうです(台東区の観光情報HPより)。

皆さまの中にも、眼鏡のお世話になっている方は多いのではないでしょうか。私もコンタクトレンズや眼鏡なしでは生活できません。PCにスマホにタブレットにと、昨今の労働環境では兎角眼を酷使しがちですね。「VDT作業における労働衛生管理のためのガイドライン(厚生労働省)」に基づいたVDT健康診断も忘れないようにしないと…。などと、つい職業病な思いを巡らせながら石碑を後にしました。

参考:台東区の公式観光情報
https://t-navi.city.taito.lg.jp/

東京労働局新VDT作業ガイドラインのポイント
https://jsite.mhlw.go.jp/tokyo-roudoukyoku/

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